このほど、世界各国で国外在留ベトナム人共同体は、5月19日のホー・チ・ミン主席生誕135周年を記念する様々な活動を開催しました。
シンガポールで、在シンガポールベトナム大使館と同国在住ベトナム人コミュニティは、アジア文明博物館にあるホー・チ・ミン主席の像に花輪を捧げ、祖国に対するホーチミン主席の多大な貢献に感謝の意を表明しました。在シンガポールベトナム大使館のチャン・フオック・アイン大使は、「これはシンガポールに暮らすベトナム人コミュニティにとって、母国の発展事業に対する団結心や決意を示す重要なチャンスでありながら、民族の輝かしい伝統を振り返りつつ、ベトナムとシンガポールの関係強化に対する決意を示す機会でもある」と強調しました。
ラオスの首都ビエンチャンにある国立文化会館で、在ラオスベトナム大使館は、ラオス・ベトナム文化センターおよびラオス在住ベトナム人協会、在ラオスベトナム企業協会と連携し、芸術公演2025を開催しました。公演には、ホーチミン主席を称えるパフォーマンスやベトナム共産党を讃える歌、美しいラオスの自然、そしてベトナム・ラオスの特別な関係をテーマにした16の優れた演目が披露されました。また、このイベントで、ビエンチャンのファットティック寺院の菩提樹の葉を使って制作された9枚の絵画のチャリティーオークションも行われ、ラオス国会の社会福祉基金への支援が目的とされました。
オーストラリアで、在オーストラリアベトナム大使館の開催により、ホーチミン主席を祀る敷地内の祭壇で厳かな献香式が執り行われるほか、記念式典およびホー・チ・ミン思想における外交スタイルに関するセミナーも開かれました。
(VOVWORLD)